夫婦で昨年2022年秋に、大分県臼杵市(うすきし)を観光しました。
国宝の石仏で有名な街です。
臼杵市には(他の記事で書いた)大分県竹田市の後に行きました。
国宝 臼杵石仏
臼杵石仏には、朝10時前に到着しました。
臼杵の石仏は、自然に露出した岩をそのまま使って彫刻された「磨崖仏(まがいぶつ)」です。
これまでに61体の石仏が、国宝に指定されているようです。
造られたのは平安時代後期から鎌倉時代にかけてとのことなので、今から800年前ぐらい前のものと言えるでしょうか。
ただ、どのような目的で造られたのかはっきりとしないそうです。
周辺地図は電子データ(クリックください)でも手に入ります。
少し登るようです。順路に沿って進みます。
石仏群が見えてきました。
国宝に指定されている磨崖仏は、全国でもここ臼杵石仏にあるもののみのようです。
その高度な彫刻技術が理由のようです。
中でも、恐らく最も有名なのが、本尊である大日如来像(だいにちにょらいぞう)です。
興味深いことに、方向によって表情が変わっているように見えます。
「表情豊かな」との説明をされましたが、なるほど合点がいきました。
石仏群から振り返れば、臼杵石仏公園が見えます。
憩いの空間です。
余談ですが、ここで買った暖かい抹茶ドリンクがとても美味しかったです。
大分市 よしだ会館(ランチ)
臼杵市内にも港周辺に良い店があるようでしたが、意外と近そうだったので本場である大分市佐賀関(さがのせき)に行きました。
ここで一本釣りで獲れるマアジ・マサバは、「関アジ」「関サバ」と呼ばれて別格視されています。
関アジは年中食べられるとのことですが、関サバは11〜3月が旬とのこと。
時期が合致していたので、食べに行くことに。
臼杵石仏から北に山越えをして30分。
11時20分頃に、海に面した「よしだ会館」に到着です。
すでにお客さんは多くて、やっとこさ席に座れました。
アジサバ膳(3,630円)です。
関サバ・関アジは、前評判通りコリコリの歯ごたえのある食感でした!
来たかいがありましたね。美味かったです。
海岸に沿って臼杵市へ戻る
海岸線をゆっくり走って、臼杵に戻りました。
途中、醬油メーカーのフジシン醤油やフンドーキン醬油の工場を見かけました。
この九州を代表する醤油メーカーは、二社ともここ臼杵市に本社があります。
臼杵城下町
次の目的地は、臼杵城跡や城下町の散策です。
臼杵城跡前の観光協会の駐車場に車を止めて、元城下町の通りをゆっくりと回りました。
と言いますのも、歴史的な展示場など興味惹かれるものがあったためです。
また、前に行ったことのある豊後高田市を彷彿させる街並みでした。
臼杵歴史資料館
最後に行ったのは、臼杵歴史資料館です。
道中には、龍原寺の三重塔が。聖徳太子を祀っています。
この日はここ臼杵歴史資料館が最後の観光地なので、ゆっくりと回ります。
写真は撮れませんでしたが、臼杵の歴史が古代から現代まで収められていました。
戦国時代の大友宗麟の時代は、いろんな武将の生きざまがあって興味深かったです。
その一方で、キリンビールの名付け親もここ臼杵からお出になられたのですね。
これは知らなかったので面白かったです。
クレドホテル臼杵(宿泊、夕食、翌日朝食)
いろんなところに行ったので、この日は疲れました!
この日の宿は、臼杵の目の前にある「クレドホテル臼杵」です。
朝食付きのツインルームのプランで予約していました。部屋が広かったです。
午後4時前にホテルに到着して、その後夕食をどうするか考えだしたのですが、ちょっと思わぬ問題が。
臼杵駅の前にあるものの、周りに手頃なレストラン・食堂が見当たらない!
少し先にコンビニがあるぐらいでした。
これは困ったぞと思ったのですが、ホテルの方にお尋ねしてみると、「ホテルのレストランで食べられては」と。
満室なのに皆さんどこで食べられるのだろうと思っていましたが、そういうことだったのですね。
食事処「豊蘭」(夕食)
ホテルのレストランは豊蘭と言い、1階にありました。
この日は満室でお客さんがたくさん来られるだろうとのことでしたので、開店の午後5時半と同時に入ります。
メニューはユニークで、1000円以下のご飯おかわり自由の定食セットから、臼杵ふぐのコース料理まで取り揃えていました。
そんな中に見つけたのが「晩酌セット(1200円)」。
「好きなお酒一杯 + おつまみ2品」のセットです。
かなり疲れていたので、お酒が沁みそう。
とのことで、2人でこのセットを注文しました。
やはり生ビールが最高でしたね・・・
思わず生ビールを御代わりしたり、焼きそばやからあげも注文してしまいました!
食事処「豊蘭」(翌日の朝食)
前の晩は、お酒も入って本当に熟睡してしまいました。
また、中途半端に食べたためかお腹が空いています。
朝食も、昨晩同様に豊蘭でいただけます。
ビュッフェ形式なのがありがたいですね。
開店直後の6時40分に入り、2人して早速たくさんのおかずを取りました!
今思うと、朝から食べる量ではありませんね・・・
2人して、もうお腹が一杯になりました。
ジュース2杯にコーヒーもおかわり。
大満足です。
今回も良い大分旅行でした
今回は、大分県竹田市も巡った、2泊3日の大分旅行でした。
動き回ってへとへとになりましたが、歴史、文化、そして食を堪能できました。
やっぱり大分は良いところです。
と言いますのも、大分県にはこれまでも何回か足を運んでおりました。
コロナ前にはなるのですが、ご参考にもなるかもしれないと思いますので、当時の様子をまたご紹介させていただきます。
当記事をご覧くださりありがとうございました。
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